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地盤改良工事の当社責任「財界にいがた記事」について

手抜き地盤改良工事の記事
 「財界にいがた」平成25年8月号に、「当社に責任なし」を決め込むサンホームの手抜き地盤改良工事の見出しで、地盤保証制度登録の地盤会社が発行した地盤保証書を偽造とする記事が掲載されました。

 記事の建売住宅は、弊社が地盤保証制度に基づいて発注し、和光物産株式会社と地盤会社(グランドル・エージェンシー株式会社)が地盤改良工事を行って保証した地盤の上に、弊社が建築したものです。
 地盤会社の地盤改良工事の施工報告書には、改良杭36本のうち2本が高止まり(分譲前のビル解体後の残存杭で)の記載がありました。
建売住宅の広告をしたところ、設計事務所に勤務される日高様(記事中の仮名)は、広告より30万円値引きで購入されました。
 1年9ヶ月後、日高様は杭2本高止まりを手抜きとして地盤の支持力は不足しているとし、地盤会社発行の地盤保証書は保険引受け会社から保険の付保を確認できなかったとして、偽造と主張されました。
 地盤会社は、平成24年10月に地盤の支持力を証明する確認書を提出し、翌11月に保険引受け会社から保険を付保しているとする証明書が発行されて、地盤保証書が偽造でないことは証明されました。
弊社の責任を否定したとする記事
平成25年8月号記事では、「建物工事と基礎工事は別個」、「建物工事は当社が施工したが、基礎工事は当社の施工でなく、和光物産に分割発注した形となる」、などを弊社が主張して自社の責任を否定したとされ、平成25年10月号記事では、「建物については責任を負うが、基礎工事についてはあずかり知らない」、と弊社が主張したとされました。

 財界にいがたの記者は、平成25年6月27日に弊社宛てに電話取材をしたことから、弊社は地盤支持力と地盤保証書のことは既に証明されていることを説明して、上記記事のような発言はしていません。
 地盤改良工事と基礎工事は別物であり、弊社は、基礎工事を地盤会社にさせたことも和光物産に発注したこともなく、本件建物工事は基礎工事を含み下請20社以上に分割して発注しています。
 記事の建売住宅も同様に分割発注して、建物工事に当然に含まれる基礎工事については、弊社として責任を否定するものではありません。
 分割発注を理由に責任を否定することは不可思議で、日高様の主張に偏ったか取違えたかは不明ですが、建設業に携わる人の発言とは思えません。


 平成25年10月号記事で、日高様は和光物産にクレーマー呼ばわりされたとして、建築士の立場から、地盤会社が証明した地盤支持力を数字のマジックにすぎないと主張されました。
 しかし、日高様はマジックとの主張を科学的な根拠に基づいて証明するものを、地盤会社に提出することはありませんでした。
(地盤会社は日本建築学会の小規模建築物基礎設計指針に基づいた証明)

弊社の対応
弊社が責任を回避したとする記事はインターネット検索できますが、弊社が対応しました経過は以下のとおりです。

平成22年12月 日高様に建売住宅を購入頂きました。
(建売住宅の監理建築士は日高様勤務先設計事務所の元同僚)
平成24年5月 日高様が水道業者に設置させた屋上の給水栓が冬場に水抜きされずに凍結水漏れし、弊社は水道業者に連絡しました。
平成24年8月 日高様がエコポイントを弊社が無断で使用したと勘違いされたため、日高様が署名捺印された使用同意書の写しをお届しました。
 また、日高様が基礎の工事写真を見られて接合金物の数が足りないと勘違いされたため、現場検査に合格して設計図書どおり設置は明白のところ、監理建築士が整理した書類をお届けしました。
平成24年9月 日高様から施工不良を指摘されて次の対応をしました。
1. 階段中段の口径35mmの手摺1本を上下段と同じ38mmに取替え、手摺の支持金具1ケ所を固定しました。
2. 屋上防水の入隅壁の接着不良による約4cmの膨れを補修しました。
3. 2F洗面台裏と脇の壁との隙間の巾木なしのところ、日高様の指示でソフト巾木を取付け、隙間のフロアータイルの捲れを直しました。
4. 外階段タイルに付着した米粒5個程の塗料を拭取りました。
5. 日高様の希望で内開きに変更したドア枠のビス穴隠しに貼ったシートに皺が生じたため、日高様の希望で外開きに戻してドア枠を取替えました。
平成24年9月 日高様から求められて次に対応しました。
1. 日高様で計算されるとして、1F床構成の材種、寸法床伏せ図計算書の提出を求められましたが、弊社は既にお渡ししてあります。
2. エコポイントの利用明細がないとされ、弊社は写しをお届けしました。
3. フローリングメーカーを知りたいとされてお教えしました。

地盤支持力を証明
平成24年9月 日高様は、地盤改良杭の施工結果報告書の改良杭36本のうち2本高止まりの記載について説明を求められました。
 弊社は発注先の和光物産(新潟市中央区)と改良杭を施工した地盤会社に問合わせをしたところ、地盤会社は周囲の杭で地盤は支持できるので打ち直さなかったが、和光物産にはその時に報告したと回答しました。
 弊社は地盤支持力があることを証明するよう指示し、隣接分譲地の販売を中止して支持力が不充分だった場合の補強工事に備えました。
(地盤保証制度は、賠償責任保険契約済の地盤会社が建物の地盤を調査・改良工事を行って保証し保険会社等が保証をバックアップする制度ですから、弊社は工事を発注しても地盤会社の工事を監理できる立場にありません)
平成24年10月 地盤会社は日高様に支持力が充分であることを証明する、支持力確認、及び効果確認書を提出しました。
(和光物産は別途に専門家から地盤の支持力は充分であることを確認し、後に設計事務所から証明する書面を得ています。)
平成24年11月 日高様は支持力を証明する地盤会社の確認書について質問され、和光物産と地盤会社は質問への回答書を提出しました。


地盤保証書を証明
平成24年11月 日高様が保証引受け確認のため保険引受け会社に電話された際に、地盤会社発行の地盤保証書の証券番号(地盤会社独自の番号)と保険引受け会社の引受け番号が同一でないため、保険引受け会社が該当する番号の保険の付保はないと言われたことを理由に、保証書は偽造であると主張して説明を求めました。
平成24年12月 保険引受け会社から地盤会社の保証のバックアップを証明する賠償責任保険契約証明書が発行され、地盤会社の保証書の保険は付保され保証書は偽造でないことが証明されました。
(仮に偽造なら、地盤会社はこれまで多くの地盤保証書を発行していますから大変な問題です。)

 証明後の当社の対応
平成25年2月 地盤支持力と地盤保証が証明されても日高様は納得できないとして、敷地の残存杭13本を将来の改築時に引抜く200万円(税別)の工事代金を提示されて、弊社に検討を求められました。
 また、真冬の2Fトイレ窓と寝室の窓1ケ所のガラス結露の原因を、24時間換気システムの基礎換気に付けた排気ガラリと疑われ、建具の塗装しない上面をコストダウンと疑われ、写真20枚を添付して説明を求められました。
平成25年3月 日高様から回答を求められる電話があり、残存杭を引抜くことは地盤を軟弱にして周囲にも影響を及ぼし、建売住宅は50年から100年以上は使用でき、その後に残存杭を抜く場合に建売住宅の地盤改良杭の処分も必要なことを説明して、残存杭を抜く代金のお支払いはお断りしました。
 また、日高様がご希望されるなら、購入された当初に返って本件建売住宅を買戻しさせて頂くことをお伝えしました。
これに対して日高様からは何のご連絡もありませんでした。
 結露はガラリをお疑いならガラリを閉めるようお勧めし、建具は建具職人の手作りで上下面は通常塗装していないことを説明しました。